音楽を聴きながら勉強するなら知ってほしい「5つの事実」

こんにちは、しんです。

 

今回は音楽と勉強についてです。

・音楽を聴きながら勉強するって大丈夫なの?

・音楽ってそもそも効果あるの?

 と思っている方は必見です!

 

受験生のみならず社会人の方も勉強する機会があると思います!その中で「音楽を聴きながら」勉強をしている方は何かと多いのではないんでしょうか?

 

実際、僕もモチベーションを上げるために受験期の時や資格の勉強でよくやっていました。

ですが最近、音楽を聴きながら勉強すると「記憶する量」が減少してしまい、実際「音楽を聴きながら」勉強することってほんとうに効果があるのか?

 

ですが色々調べたところ、音楽を聴きながら勉強したら「5つの事実」があることが分かりました!

 

 

「勉強」と「音楽」の関係は…

 

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まず音楽科学的にとても効果があると実証されています!

実際に「音楽」は人の気持ちを上げたり、下げたりすることにとても大きく影響してしまうことがわかっています。

 

少なからず勉強を「つらい」、「嫌い」などネガティブな感情を抱いている人がいるのは事実。どうしても人間は嫌なことを後回しにする傾向があります。

 

だけど、受験や受検を控えている人にとってはそんなことも言ってられない。

 

そんな時、自分の好きなものを見たり、聞いたりしたらどうだろうか?どんなにネガティブに思うことでも状況次第でとてもポジティブになることさえあります。 

 

そして脳はとても単純だ。つらいことを「楽しいもの」だとすり込む回数が増えれば増えるほどそういうものだとインプットしていくものです。

ですから勉強の「やる気」をつける動機に音楽にはうってつけなのです!

 

だからといって「成績向上」にも効果ありそうと思った方は焦らず聞いてほしい。

「音楽」と「勉強」が効果があるという調査は現在まだありません!

 

 

勉強に「音楽」はかえって邪魔になるという結果に!

 

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兵庫教育大学の研究によると「理解する」「覚える」「考える」「思い出す」「創造する」「模倣する」の、すべての知的作業時において「BGMは効果があるとはいえない」という結果になることが分かった。

 

しかし知的作業時以外の時において、すべて「BGM は効果がある」という結果になった。

 

つまり勉強には全く「BGM」を含んだ「音楽」は聞くべきではないと言うことが言えます。ですが、自分の気持ちをリラックスさせるために「音楽」を使用するのはとても効果があると結果的に見てとれるため、この結論から導き出される方法として「音楽」は勉強の合間の休憩時間に聴くのが最も効果的な方法です。

 

【引用元】

http://www.art.hyogo-u.ac.jp/hrsuzuki/students/hatuki.pdf

http://www.kthrlab.jp/members/matsushita/Bthesis_home/Bthesis.pdf

 

 

短期記憶は「騒がしい・静かな音楽」に影響されない

 

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被験者をグループに分け、選出た楽曲を使って三つの音環境の変化を作った。

BGMが

・AMからIMに移行する変化

・IMからAM に移行する変化

・終始環境が変化せずIM がかかり続ける

という3つのパターンである。

 

ちなみに、活性度が高く騒がしい曲のことをAM(Active Music)、沈静度が高く静かな曲のことをIM(Inactive music)と研究では呼んでいます。

 

実験は英単語を一斉に複数個表示し記憶するテストと、日本語単語を一秒に一単語ずつ表示し記憶するテスト、図形の数や色等を記憶するテストの三種類を行いました。

結果としては

・どの実験でも平均点の差はほとんど生まれない

・順位をつけるとどの音環境も実験ごとに順位が異なる。

・グル―プごとに見ても突出して成績の良いグループは存在しなかった

今回作った「前の状態から変化する音環境」は短期記憶には影響を及ぼさないということが分かった。

 

つまり、急に音のテンポが変わったとしても記憶することには全く影響がないことだけは確かだということですね。身近に言うのであれば、勉強中に今の曲が終わって次の曲に変わったとしても記憶をするのに何も影響を及ばさないという事実が分かったわけです。

 

【引用元】

http://www.ias.sci.waseda.ac.jp/GraduationThesis/2013_summary/1w100196_s.pdf

http://www.kthrlab.jp/members/matsushita/Bthesis_home/Bthesis.pdf

 

 

授業中BGMがあった方が効果的という意見が!?

 

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音楽には「学習した情報を維持するにも効果的」とする見解をジョンズ・ホプキンス大学の研究者らは示しています。

 

実は、質の高い大学は学生たちに積極的に学習させ、記憶力を向上させ、集中力を増加させるためにも、教室環境に音楽を持ち込むことを提唱していました。

 

また、この分野の専門家Chirs Boyd Brewer氏の著書『Music and Learning(音楽と学習)』によるとこう説明しています。

 

授業中または新しいコンセプトを学んでいる時に音楽を流すという、積極的な学習経験では、音楽は学習活動のためのある種サウンドトラックとしての効果が得られます。サウンドトラックには、身体的または感情的に、情報に対する人間の関心を高める効果があります。また音楽による集中力増加により、語彙や本などにさらに没頭することも。情報がリズム、そして音楽的要素による旋律に結びつけられることで、学習内容を思い出すきっかけになるのです。

 

まとめると…

・音楽を聴きながらだと、勉強意欲が湧きやすくなる
・過去に勉強したときに聴いた音楽が記憶したものを思い出しやすくなる
・音楽は集中力増加になる要因
 

 

音楽のテンポは関係ない!ただ…

 

成城大学で音楽の実験から興味深いことが分かりました。

研究内容としては「BGM のテンポを BPM140 と BPM180 に変化させたときに,作業成績や作業効 率に変化があるか、またBGM なしではどうなのか」を調べるものだった。

その結果…

・3つのBPMは回答数と正答数はほぼ同じ数値だった

→計算課題のような知的作業において、BGM のテンポの違いによる作業効率への影響は見られなかった

 

しかし、パソコン入力での結果は…

・BPM180 だとミスが多い

・BPM140 のときはミスが少ない

→テンポを上げすぎるとミスを 誘発することがわかった

結果としてパソコン入力に作業しやすいテンポがあるということが考えられ る。

 

【引用元】

https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2010/pdf/JCSS2010_P3-47.pdf

 

 

  

聴くなら「歌詞なし」の音楽の方がまだいい!

 

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東京農業大学の「音楽の種類は『集中力』に影響しやすいか」の結果から、クレペリン検査において静穏な音」が一番集中力に適していることが分かりました。

 

また文章課題において、「歌詞のない音楽及び無音環境より歌詞のある音楽の方が作業量は低下する」という研究結果から、好きな音楽を聴くことで音楽に集中してしまうために、誤答数が比較的多くなったと推察されました。

また、好きな音楽を聴いての作業系学習では、「注意が分散」するのではないかと推測された。

結果、学習活動を行う場合は、歌詞のある音楽を聴きながら行うことはマイナス効果と考えられた。

 

第2に、実は脳は無意識であるが、音楽の歌詞を翻訳しようとする働きがあります。そのためその働きに「暗記」も加わるため脳に負荷をかけている。ですから、効率が悪くなってしまう結果になる

 詳しく説明すると…

・知らない曲の歌詞だと聴き慣れていないこともあり、それに傾聴してしまう

・聴く回数が多ければ多いほど脳が慣れているため、新しい情報としての認識がなくなるため耳を傾ける必要がなくなる

勉強する時は左脳を使うし、歌詞を認識するのも左脳であるため二つの情報を同時に入るのはオススメできない!

このことから「歌詞」ありの音楽はやめるのがベストである。

 

【引用元】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/hps/40/0/40_24/_pdf/-char/ja

https://www.tsukuba.ac.jp/community/kagakunome/pdf/15/jr/jrhs2.pdf 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cogpsy/2015/0/2015_44/_pdf

  

 
【番外編】試験はそもそも「音楽はない」

 

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試験の状況を想像してほしい…

 

 そもそも試験には音楽は流れない!

まず試験は何かのトラブルが起きない限りは音楽なんて流れないくらい静寂なものだ。正確に言うと、鉛筆のカリカリ音があるので実質BGMと言えるだろう。

 

だからもし音楽がなければ勉強にスイッチが入らないと本番をイヤイヤ受けることになるため、なかなかしんどいものとなってしまう。僕は社会人になり、最近音楽を聴きながら勉強する機会がなくなったため慣れてしまったから関係ない。しかし中にはそれでも音楽が必須アイテムだと言う方がいるでしょう。

 

そんな時は…

・音楽の聴く機会を意図的に減らす工夫が大事だ!

→これは試験の状況下でもしっかりとしたコンディションを作るためだ

 例えばこの教科、この単元は苦手だから最初は音楽を聴きながらやって、慣れてきたらイヤホンを外したり、音楽を切りがいいところでやめるなどするとより本番に対する考えが変わるかもしれない。だから「音楽を聴きながら」勉強することに一度見直す時間を作ってほしい。

 

  

まとめ

 

 どこにも「音楽」と「勉強」は相性がいいと断言できている調査はないみたいです。あと言えることだと「音楽は聴くタイミング」が大事ということですね。

 

音楽でモチベーションを上げてから「勉強」する方がいいのかもしれません。なぜなら、テンションが低い状態での勉強というのは継続をしようにもうまくいかないことが多少なりともあります。

それか、勉強の合間の休憩時に「心を癒す」ことと「モチベーションを上げる」という意味でやる目的で聴くのもありです!