読書をしないのがなぜ『損している』と言えるのかが分かる5つの理由

こんにちは、しんです。

今回は「読書をしないビジネスパーソンが損している5つの理由」についてです。

 

 みなさんは、最低でも月に1冊は本を読んでいますか?

楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」が2019年1月28日に発表した調査結果によると、ビジネスパーソンの6割は、読書量が月に1冊未満』なのだとか…!

 

 「読書をしたほうがいい」とわかっていながら、なかなか時間を費やせていない人は多いはず。1日8時間以上働き、残業や飲み会があるうえに、土日は予定が詰まっている……。そんな忙しいビジネスパーソンにとって、たしかに読書は優先順位が低いものかもしれません。

 

 同調査で、対象となった700人のビジネスパーソンに「2019年の抱負・目標」を尋ねたところ、「読書を習慣にしたい」と回答した人が全体の32.1%だったそう。「読書をしたい」と思ってはいるものの実現できていない人が多いのですね。

今回は、「読書をしたいけれど、モチベーションが上がらない」という人たちに向け、改めてなぜ読書を生活に取り入れるべきなのか、その5つの理由をお伝えしましょう。

✔︎目次

  1. 読書は脳にいい
  2. 読書で共感力が上がる
  3. 読書はストレスを軽減させる
  4. 読書をすると精神が強くなる
  5. 成功している人は「あらゆる本をたくさん」読んでいる
  6. まとめ
 
読書は『脳』にいい!?

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 読書をすると、知識が増えたり単語力が上がったりするなど、博学になれるイメージがありますよね。実際、『読書をすると頭がよくなる』という研究結果も出ているのです!

スタンフォード大学の研究者ら(神経生物学者放射線医師、人文科学者、国文学者などの各分野の専門家たち)が行なった実験がそれを証明しています。

 実験では、被験者にMRIの中で『高慢と偏見』などの著書で知られる作家ジェーン・オースティンの作品を読んでもらったそう。「脳をスキャンしながら読書してもらう」という奇妙な実験ですが、これによって文学作品を集中して読んでいるときに、行動や感情を制御する脳部位に大量の血液が流れていることが判明。

 

ライトノベルなどの簡単な本を読んでいるときも脳への血流が良くなったものの、文学作品など、少し難しい本をテスト勉強に備えるように『真剣に読んでいる』ときに最も血流がよくなったのだとか。研究に携わったフィリップス博士は、『文芸作品を読むことによって、認知機能が上がる』ことを示唆しました。

読書の効果について、「文学に触れることで、なんとなく知識が増えたり感性が磨かれたりするかもしれない……」といった程度にとらえていた方がほとんどではないでしょうか。真剣に読み込むことで、実際に脳への血流が増える』というのは驚きですね。

 

読書で『共感力』が上がる

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 近年、EQ(Emotional Intelligence Quotient:心の知能指数の高さが、企業の採用基準のひとつともなっています。

『EQ』とは、感情を理解し管理する能力のこと。ビジネス社会で成功するためには欠かせないという研究結果も出ています。EQのスキルのひとつである『共感性』は、まさに多くのビジネスパーソンが身につけたいものでしょう。

 

 人に共感する能力は、人間関係を築くうえで大切な要素。職場でもプライベートでも、全てのシーンで役立つものですよね。

リンカーン大学のマティス・バル教授の研究で、『フィクション小説に陶酔すると共感力が上がる』という結果が出ています。また、被験者らにフィクション小説を読んでもらったあと、共感力と物語にどれくらい陶酔していたかを測るテストを行なったそう。

結果は、物語に陶酔していた人は共感力が上がり、あまり陶酔していなかった人は共感力が上がらなかったのだとか。

 

 研究によると、1週間続けて読むことで効果が出てくるのです。フィクション小説に夢中になることで、共感力が上がり、ビジネスで重要な能力を鍛えられるのです。「仕事に役立つ本ならば読むけれど、小説などは無駄なエンタメじゃないか……」と考えていた人も、試してみる価値があるのではないでしょうか。

 

読書は『ストレス』を軽減させる 

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 みなさんは、日々のストレスをどのように癒していますか?「音楽を聴く」、「散歩をする」、「飲みに行く」など、人によってさまざまですよね。

 

ストレス発散のためには好きなことをするのがいいのかもしれませんが、サセックス大学の研究によると、読書をたった6分するだけで3分の2以上のストレスがなくなるそう。

研究によると、『新聞や本を読むこと』は、音楽を聴く、散歩をする、お茶を飲む、などの行動よりも、高ぶった神経を落ち着かせるのに効果的なのだとか。

 実験では、被験者らにいくつかのテストを受けさせたり、運動をさせたりすることでストレスレベルを上昇させ、その後、リラックスにいいとされている行動を何種類か行なってもらいました。

すると、読書が最も効果的で、ストレスレベルを68%軽減させることができたのだとか。たった6分間、静かに読書することで、筋肉の硬直が和らぎ、心拍数が落ち着き、さらにストレスレベルは実験前よりも下がっていたそう。他の結果は以下の通りです。

  • 音楽を聴いた場合は61%軽減
  • お茶を飲んだ場合は54%軽減
  • 散歩した場合は42%軽減
  • ゲームをした場合は21%軽減

研究に携わったデイビッド・ルイス博士は、本に集中することは『究極のリラクゼーション』であると述べています。また、何を読むかは自由であり、著者の作り上げた世界に入り込むことで、日常の不安やストレスから逃れられるのだそう。たった6分でストレスレベルを下げられるならば、試してみたいですね。

 

読書をすると『精神』が強くなる

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 明治大学の教授である齋藤孝氏は、『読書の効用は疑似体験にある』と述べています。本を読むことで、時代を超え、過去の偉人たちの考えに触れることができ、精神が強くなるのだそう。たとえば2500年前の仏陀とは実際には会えませんが、その教えを知り、心のメンターとして頼ることはできますよね。

  

 また、ボクシングWBA世界ミドル級チャンピオンに輝いた村田諒太選手は『読書によって精神力が鍛えられた』そう。

村田選手は、影響を受けた本のひとつに『夜と霧』を挙げています。著者は、第二次大戦中にドイツに住んでおり、ユダヤ人として家族とともに捕らえられた精神科医強制収容所での想像を絶するような過酷な状況を乗り越え、家族の中で唯一生き残った著者が、自身の経験に基づいて描いていた作品です。

そこから村田選手は、どんなにつらい練習でも「その本の人物に比べれば自分は楽なほうだ、恵まれている」と感じられたそう。本によって、練習のつらさや試合の厳しさを乗り越えることができたというのです。心の支えになったり、自分に喝を入れてくれたりするような作品に出会えると、つらいときや苦しいときにも耐えられますね。

 

成功している人は「あらゆる本をたくさん」読んでいる

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 文学作品、フィクション小説、ノンフィクションなど、さまざまな本の効果をご紹介してきました。「いったい何を読めばいいのだろう?」と思われた方もいるかもしれません。

 

経営コンサルタントで『読書は「アウトプット」が99%』の著者である藤井孝一氏はこうアドバイスしています。

  • あらゆるジャンルの本『自分にとっては関係ない』、もしくは『少し難しい』と感じる本を読むことがいい」

マッキンゼー日本支社長を経てカリフォルニア大学の教授を務めた大前研一氏は、古典、生物、化学などの本を読むそうで、藤井氏は「一見、仕事には関係ないと敬遠しているジャンルほど積極的に読むべき」と説明しています。

自分の仕事とは関係のないジャンルの本を読むことで、発想力が広がるのだとか。

 

 雑誌「プレジデント」で掲載された、元国際線のCAの方の記事によると、いつもファーストクラスに乗っている層の客はみな読書家で、10冊ほどの本を持ち込み、搭乗中はずっと本を読む人もいたそうです。そのうちのほとんどの客は、ビジネス書ではなく、歴史や文学、考え方のヒントとなるような本を主に読んでいたそう。

新しいアイデアは、何もないところから生まれるわけではなく、すでにあるもの同士をかけ合わせてできるケースが多いのです。藤井氏は、今までにない発想を得るには、今まで無関係だった分野にも足を踏み入れてみるのが一番だと語っています。

 

 ついつい自分の好きなジャンルの本に偏ったり、仕事に役立ちそうな本だけを読んだり……ということに陥りがちですが、『好奇心を持って』さまざまなジャンルの本を読むのが成功の鍵になるのです。

 

まとめ

 『読書』の大切をまとめました。ですが、注意して欲しいポイントは読書をしてインプットをするだけでは意味がありません。読書をして、それをアウトプットするまでが本当の使える知識と言えるでしょう。

 

他にも『読書』に関しての記事を書いております。ご興味ある方はこちらです↓

www.shinnzemiblog.com

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